得意先でロシアンパブの話になった。
話の流れで、今度ご一緒させていただくことに。
ああ、何かまた騙されそうな匂いがしてきた。
そういや、昨日帰り道に職場の先輩とたまたま会って、そのまま飲みに行った。
話をしているうちに、「バーに行かないか」という話になり、2人で二次会へ。
「日比谷Bar」というチェーン店に入ることに。
これがバー初体験。
中に入ると薄暗い照明に、6人がけのカウンターが映し出されていた。
個室もあるようで、バカみたいな声が聞こえてきたが、カウンターの客は1人だった。
並んで座り、渡されたメニューを見る。
…ずいぶん高いな。
1杯1,000円とは、やはりバーといわれるだけはある。
さっきまで1杯190円のビールを飲んできた俺にとって、どれもが高級酒に見えた。
よく分からんのでマティーニを頼んでみる。
…ああ、これがマティーニなのね。
まだよく分からんので、次は先輩オススメのブルームーンというカクテルを。
…ああ、これがブルームーンなのね。
まだまだよく分からんので、次はバーテンダーオススメのry
…ああ、これがry
結局、2人で7,000円払って帰ってきた。
俺にはこの良さがよく分からん。
しかもうるさかったし。
結論から言えば、静かに飲みたいなら相応のバーに行かなくちゃいけないってことか。
学生街近くのバーに、そんなものは求められない。
たぶん、一人じゃ行かないと思う。