「
チームバチスタの栄光」
いつも通りネタバレ全開でいくぜ。
下のほうが見ないほうがいい。
結論から言って、
原作レイプの集大成のようなものだった。
俺が思うに、劇場版は『誰が主人公かなのか』をもう一度考え直した方がいいと思う。
ひどく焦点が曖昧で、一番言いたかったことが何なのか全く伝わらなかった。
2chで言っていたが、『性転換して成功した作品はない』とのこと。
この場合の性転換とは、
原作で男だった登場人物が、劇場版で女に変わること。
バチスタも主人公の田口先生が男→女に変えられていた。
そして何よりイメージの変更。
田口先生はただ性別が変わっただけでなく、とんでもないヘタレ設定が追加されていた。
そんな感情的な人間じゃねーんだよ。
患者さんのために泣くとか、不定愁訴に来た患者さんを投げやりに扱ったりしねーよ。
しかもそれをビッチ・竹内が演じるからなおさら腹が立つ。
あとは白鳥。
こいつも元はデブ設定でムカつくはずだったのに、何で阿部寛がやってるんだよ。
小説読んだイメージだとHHのミルキとかを想像したんだがなぁ…。
もっと陰険なイメージでもよかったと思う。
で、そんなことで話が進んでいって、原作通りに話が終わると。
ロック(笑)
野球(笑)
本当に死ねばいいのに。
めちゃめちゃクソな仕上がりだったと言わざるを得ない。
どこで盛り上がればいいのやら。
せっかくなんだから途中で出てきたバチスタって何なのかみたいな図を小まめに入れて、医療知識も学べるような映画にすればよかったのに(それボクみたいな)。
細かい感想は書かないけど、この映画を観るくらいなら原作を揃えることを薦める。
次はバンテージ・ポイントが観たいなぁ…。
ジャンパーも面白そうだが…。